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外交部:米のインド太平洋と台湾海峡に対する重視変わらず

  • 16 March, 2022
  • 中野理繪
外交部:米のインド太平洋と台湾海峡に対する重視変わらず
外交部の呉釗燮・部長は、アメリカのインド太平洋地域と台湾海峡に対する重視は、ロシアによるウクライナ侵攻のため変わることはないと述べた。(写真:RTI)

アメリカのジェイク・サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)が14日、中国の外交を統括する楊潔篪・共産党政治局員とイタリアのローマで会談しました。外交部(=外務省)の呉釗燮・部長(=外相)は16日、立法院(=国会)外交委員会の答弁の中で、「アメリカは、台湾に『アメリカとヨーロッパ連合(EU)がロシアによるウクライナへの侵攻に対処しなければならないからといって、アメリカとヨーロッパのインド太平洋地域に対する重視、およびアメリカの台湾海峡の安定に対する見方を変えることはない』と明言した」と明らかにしました。

呉・外交部長は、アメリカは「インド太平洋戦略」を発表したばかり。ヨーロッパ連合、ヨーロッパのドイツ、フランス、オランドなどの国々も「インド太平洋戦略」を発表する可能性がある。これらのことはいずれも同じ方向性を示している。つまり、インド太平洋地域の平和と安定は、口先だけのものではなく、戦略になりつつあるのだと分析しました。

ロシアによるウクライナへの侵攻に対するアメリカの対策によって、台湾海峡の情勢に対する関心度も高まっています。呉釗燮・外交部長は、答弁の中で、台湾は自己防衛する決意を示す必要性、および必要な武器を購入する立場を説明したほか、アメリカのやり方についても三項目の説明を行いました。

呉・外交部長は、「第一に、台湾に十分な兵器を供与すること、これからも武器供与が発表される。第二に、台湾と安全保障についてさらに突っ込んだ話し合いを行うこと、第三に、アメリカの国内法『台湾関係法』の規定によれば、アメリカは台湾に自己防衛するのに十分な兵器を供与しなければならないほか、アメリカはこの地域に、台湾を脅かすことを排除するのに必要な兵器も配備しなければならない。アメリカはこれらの約束を守っている」と説明しました。

なお、ロシアの機密文書によりますと、中国は今年の秋に台湾に侵攻する計画があります。これについて質問された、呉釗燮・外交部長は、その機密文書の真偽は判明できないが、中国が台湾に攻めてくるか、いつ攻めてくるかなど、国家の安全保障について、国防部などの関連機関は、常に情報を把握しており、それに対応する準備も整っていると答えました。

(編集:中野理絵/王淑卿)

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