ロシアのプーチン大統領が国際法に違反してウクライナに侵攻したことを受け、ノーベル物理学賞の受賞者1人と、ロシアの最高学術機関、ロシア科学アカデミーの正会員10人を含む、ロシア国内の学者664人は先ごろ、連名で声明を発表し、戦火を引き起こした、プーチン政権を非難しました。
これらの学者は、連名書簡の中で、ロシアによるウクライナ侵攻は正義に反する、荒唐無稽なことだとし、ロシアが国際社会から孤立されると予言、ロシア政府に対して責任をとって早急に軍隊を撤収するよう求めました。
ロシアの学者たちが、知識人としての良心に従い、弾圧を恐れずにロシア政府に建言したことを受け、北米台湾人教授協会(North America Taiwanese Professors' Association、略称:NATPA)は、特に声明を発表し、これらのロシアの学者への支持を表明しました。それと同時に、北米台湾人教授協会は、プーチン政権に対して、正義に反する、ウクライナへの侵攻を即時停止するよう呼びかけています。
北米台湾人教授協会によりますと、学者は国籍にかかわらず、みんな真理を追求し、より良い世界の実現に努めています。それがゆえに、その言論はよく災いを招いています。独裁専制政治の社会にはよくこのような例が見られます。
北米台湾人教授協会の多くのメンバーは、以前、人権を勝ち取るため、民主化運動に参加したことがあります。そのため、戒厳令が敷かれていた時代、長い間、独裁政権による弾圧を受けてきました。現在の中国共産党政権による民主主義、人権、知識人への弾圧に比べても遜色がありません。
北米台湾人教授協会は、全世界の良心ある学者に対して、正義のため立ち上がって声をあげているロシアの学者に声援を送り、ロシアの歴史上で最も暗い時期に、良知の灯を灯すよう呼びかけています。北米台湾人教授協会は、小さなともし火も、真理が必ず邪悪なものに勝て、灯が必ず暗闇を克服すると信じているとしています。