中米に位置する国交樹立国、ベリーズのジョン・ブリセーニョ(John Briceño)首相率いる代表団が、中華民国・台湾の招きを受け、8日から12日の日程で台湾を訪れており、蔡英文・総統は9日午前、総統府前広場で、ベリーズの代表団を「栄誉礼(軍隊が、元首や高官を迎えるときに行われる儀礼)」で迎えました。
「栄誉礼」で代表団を迎えるのは、新型コロナが世界中で蔓延して以降、この2年余りで初めてです。
蔡・総統はあいさつの中で、ブリセーニョ首相が首相となって初の訪台に、台湾を代表して心から歓迎するとし次のように述べました。
蔡・総統は、「今年10月は、中華民国・台湾とベリーズの国交樹立33年だ。過去数年に渡り、両国は各分野での協力を非常に密接に行ってきた。今回の首相訪台を通して、両国間の関心ごとについて意見交換をすることができ、協力関係をより深め、引き続き友好を増進することを期待している。」と述べました。
また、ブリセーニョ首相も、台湾とベリーズは友人であり、パートナーでもある。双方の関係は過去33年に渡って成長し、ベリーズは台湾の友情によって大きな恩恵を受けていると語りました。
ブリセーニョ首相は、「私たちは、世界の平和と全ての人たちが自らの運命を決定する権利を持っていて、他の国が互いの国の内政に干渉しない権利、および各国の領土保全の権利を持っているという事を強く信じている」とし、将来、ベリーズと台湾は互いの価値観を尊重し、台湾の人々が安全で豊かで平和な未来を守るために共に手を携え友好国として協力する必要があると述べました。
また、蔡・総統は、ベリーズが国際的な場で何度も台湾のために立ち上がり、台湾の国際社会への参加を支持してくれていることに感謝したと述べました。
「栄誉礼」の後、蔡・総統とブリセーニョ首相は総統府へ入って会談を行い、蔡・総統からブリセーニョ首相に、一等勲章にあたる特種大綬「卿雲勳章」が授与されたほか、国家元首主催の公式な宴会である「国宴」でもてなします。
(編集:中野理絵/王淑卿)