蔡英文・総統は3日午前、アメリカのマイク・ポンペイオ前国務長官の表敬訪問を受け、、台湾とアメリカの関係強化への貢献に感謝し、「特種大綬景星勳章」を授与しました。
蔡・総統は、ポンペイオ氏がこれまで、台湾を民主主義の成功例で、信頼に値するパートナーかつ世界に貢献する力を持っていると称えたと指摘しました。その上で、ポンペイオ氏一行が台湾を訪問し、直接、台湾の人々の友好さや親切さ、および民主主義と自由に対する堅持を確認することを歓迎すると話しました。そして、ポンペイオ氏が今後も頻繁に台湾を訪問し、台米関係を深めるために引き続き協力することを期待するとしました。
蔡・総統は、「ポンペイオ・前国務長官は、台湾の国際的組織への参加を長年に渡って支持してくれているのみならず、任期中、台湾との関係制限の解除、台湾への武器販売の正常化、台湾とアメリカの高官の訪問機会増加など、台湾とアメリカの関係を前進させてくれた。これらは、お互いの協力関係を深めることだ」と述べました。
ポンペイオ・前国務長官は、スピーチの冒頭で、台湾の人々が皆、とても善良で親切で、自由を愛していることを知っていると話し、アメリカにいる時もずっと台湾の人々のことを考えており、今日お会いできたことを嬉しく思っていると述べました。
ポンペイオ氏は、国務長官時代に、台湾とアメリカの外交官が必要なとき会談できるようにしたり、アメリカの代表団も経済、安全、世界の自由など重要な対話のために台湾を訪問することができるようにしたりといった施策を推進したと話しました。
ポンペイオ氏は、これらは非常にシンプルで正しい決定であり、アメリカの利益にもつながる、政党を超えた決定でもあり、今後の台米関係を深めていくことにつながると考えているとしました。
またポンペイオ氏はウクライナで起こっていることを例に挙げ、自由は非常に重要であり、維持するためには、持続可能で、本質的で、協力的なリーダーシップが必要だと強調しました。
ポンペイオ・前国務長官は、「自由を守るために、われわれは多くの決意を共有していると信じている。私は誰もが自由を守る権利があると思っている。これはとても基本的で重要なことだ。また、蔡英文・総統の任期中に自由への願いを踏みにじるような他者を見過ごすことはないと信じている。アメリカも、常に台湾とともに立ち向かっていく」と述べました。
ウクライナ情勢の緊張感が増していることに対し、蔡・総統は、台湾とアメリカなど民主主義のパートナーは協力し、国際的なロシアへの経済制裁に参加し、ウクライナへの人道支援を開始すると話しました。
蔡・総統は、台湾とアメリカは民主主義と自由の価値を共有し、将来、より多くの民主主義の成功例を作り上げられることを期待するとしました。
(編集:風間みなみ/王淑卿)