20日夜から21日にかけて流れ込んだ強い寒波の影響で、雪覇国家公園の標高3,000m以上の山の圏谷(カール、山地の斜面をスプーンでえぐったような地形)で雪が観測されました。20日夜、積雪は80センチでしたが、22日には90センチ近くになっており、過去5年の記録を更新しました。
過去10年の統計で見た場合、圏谷(カール)の積雪が最も多かった時は、2016年の145センチでした。雪山で雪が降り続けば、この記録を塗り替えるかもしれません。
台湾で二番目に高い山、雪山と大覇尖山の「雪」と「覇」をとって命名された、雪覇国家公園は、台湾北部・新竹県、北西部・苗栗県、中部・台中市にまたがり、総面積は76,850ヘクタール。20日夜、標高3,886mを誇る雪山の圏谷(カール)で80センチほどの積雪が観測されました。雪山主峰から標高3,492mの大覇尖山まで続く稜線「雪霸聖稜線」はすっぽり雪に覆われ、美しいラインを見せています。