蘇貞昌・行政院長は21日、北京冬季オリンピックに参加した台湾の女子スピードスケート選手の黃郁婷さんについて、国家の代表選手は国家の尊厳を守るべきであり、黃郁婷さんの行動と発言は極めて不適切なもので、人々の期待に背いており、すでにスポーツ行政を担当する教育部体育署に対して、適切な処分を行うと共に、関連のルールを作成するよう指示したと表明しました。蘇貞昌・院長は、19日にもすでに黃郁婷さんに対する調査を進めるよう指示しており、今回の発言はこれを一歩進めたものとなっています。
黃郁婷さんは、中国大陸のチームのユニフォームを着て練習する様子を撮影したビデオを個人のSNSで公開し、論議を呼びました。ただしその後、黃郁婷さんは、北京冬季オリンピックの開会式で、予定通り台湾代表団であるチャイニーズ・タイペイの旗手を務めています。
蘇貞昌・院長が黃郁婷さんに対する処分を求めていることについて、総統府は、北京冬季オリンピックの競技が終了した時点で、行政院が必要な調査と処分を行うことを支持すると表明しました。
これを受けて教育部体育署は、2週間以内に台湾のオリンピック委員会、スケート協会などを招いて会議を開き、黃郁婷さんに対する処分と今後のルールについて話し合う予定です。