ウクライナを巡る情勢が緊迫していることを受け、中華民国外交部の欧江安・報道官が15日、各方面に対してウクライナの主権独立と領土の完全を尊重するよう呼びかけると共に、関係のある各国に対しても平和的で理性的な方法で意見の対立と争いを解決し、地域の平和と安定の維持に共に力を入れるよう促しています。
欧江安・報道官は、情勢の変化により、人道支援が必要な場合、わが国は国際社会と友好国と力を合わせてウクライナに必要な支援を与えると述べました。
ウクライナに滞在している中華民国出身者と留学生の状況について、欧江安・報道官は、ロシア駐在の代表部はすでにウクライナに滞在している台湾人と学生に連絡して安全を確認したと明らかにしました。
欧江安・報道官は、「ウクライナを離れようとする台湾人は何人かいる。ウクライナを離れたくない台湾人もいるが、これらの台湾人は、ウクライナの西部に行く予定。ウクライナの西部ならリスクが比較的低い。外交部は現地の台湾人と台湾の留学生に早期撤退を呼びかけているが、現地を離れるかどうかは、個人の意思を尊重する。今後も早急な国外退避を引き続き呼びかけ、必要な協力を提供していく」と説明しました。
外交部が15日午後に発表したところによりますと、現在ウクライナに滞在している台湾人は34人います。そのうち、6人はウクライナを離れました。残る28人のうち、9人は、リヴィウに退避、12人は、ウクライナの首都キエフにいます。7人はウクライナの南部と北部に居住しています。これらの人たちは国外退避、またはリスクを下げる計画はないということです。