エボラ出血熱の侵入を防ぐため、空港が総動員体制をとる。西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱は世界を恐怖に陥れている。エボラ出血熱を防ぐ体制を整えるため、衛生福利部は13日、台湾桃園国際空港で感染地域から入国する旅行者への対応をシミュレーションした。
衛生福利部疾病管制署、台湾桃園国際空港、衛生福利部桃園病院などは午前10時に空港内で、エボラ出血熱に感染した疑いのある旅行者を病院に移送して治療を行う訓練を実施。訓練項目は、桃園国際空港の第2ターミナルの南側の検疫ステーションで、感染地域から到着した旅客に対して発熱状態や旅行記録、他人との接触記録をチェック、その結果、感染の疑いがあると判断し、ただちに病院への移送と治療の手順をスタートさせる形で行われた。疾病管制署は、この訓練により、各空港などが対策を強化するよう希望した。
また、疾病管制署の郭旭崧・署長は、ナイジェリアに展開する台湾企業の関係者は約100人だとし、感染症専門の医師を現場に派遣する可能性を示唆。郭・署長は、現在の感染は西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネとナイジェリアに限られており、台湾はアフリカとの往来もヨーロッパほど多くないため、感染防止措置を徹底すればウィルスが台湾に侵入する可能性は低いとの見方を示した。