今年はチベット民族蜂起から63周年。チベット族の苦難をより多くの人に理解してもらうため、人権NGO(非政府組織)「チベット台湾人権連線(Human Rights Network for Tibet and Taiwan)」は9日から、恒例のサイクリングイベント「為西藏自由而騎(Cycling for a Free Tibet/チベットの自由のために走ろう)」を開催、チベットの自由と人権促進のために努力し、中国から圧迫を受けている人たちの声を代弁するよう呼びかけた。
*****
今年3月10日は、チベット民族蜂起63周年記念日です。人権NGO「チベット台湾人権連線(Human Rights Network for Tibet and Taiwan)」主催のサイクリングイベント「為西藏自由而騎(Cycling for a Free Tibet/チベットの自由のために走ろう)」は2月9日にスタートしました。一行は大雨の中で出発しました。
「為西藏自由而騎(チベットの自由のために走ろう)」は「チベット台湾人権連線」のタシ・ツェリング(Tashi Tsering)理事長が発起、2015年から毎年3月10日「チベット民族蜂起記念日」の前に行われる、チベットの自由と人権を声援するイベントです。
今年のイベント初日には「チベット台湾人権連線」、「台湾人権促進会」、「香港辺城青年(Hong Kong Outlanders/香港アウトランダーズ)」などの人権団体がサイクリングチームと共に、大雨の中で北部・台北市の228公園から、記者会見の会場である立法院まで自転車を走らせました。
タシ・ツェリング理事長によりますと、サイクリングコースは、中国の観光客や留学生が訪れる場所を主とする目的は、チベットの苦難をより多くの人に理解してもらい、中国からの圧迫を受けている人たちの声を代弁することにあるということです。
「チベット台湾人権連線」のタシ・ツェリング理事長「中国からの留学生の多くは、中国で発生したことを知らず、人権とはなにかを何も知らないのだ。民主国家にやってきた以上、留学生たちには中国における人権の不平等と、中国の域外の人権の平等を知ってもらいたい。だから我々チベット族は、一代目であろうと、二代目であろうと、努力し続けている」
「チベット台湾人権連線」の林欣怡・理事によりますと、「2022チベットの自由のために走ろう」は、合計7回開催されます。2月9日に続き、2月16日と23日、3月2日と9日は台北市で、3月6日は高雄市で、3月12日は台中市で行われます。
チベット問題のほかに、中国からも圧迫を受けている香港、東トルキスタンを声援するコースもあります。「サイクリング」は、チベット族が自由と人権を勝ち取るために永遠に諦めないことをも象徴しています。
野党・時代力量の邱顕智・立法委員と「台湾国会チベット連線」の理事長を兼務する、無所属の林昶佐・立法委員も記者会見に参加し、イベントを応援しました。邱顕智・立法委員は、難民法を早期制定してチベット、新疆、香港など、政治的な迫害により故郷から逃れた難民を支援するよう重ねて呼びかけています。
(編集:曾輿婷/王淑卿)