与党・民進党は9日、旧正月後、初の中央委員会を開きました。その中で、民進党の主席を兼務する蔡英文・総統が談話を発表し、4つの目標を掲げました。
蔡・総統は、今年の1つ目の目標は、引き続き、台湾のグローバル化を推し進めることだと述べました。
日本の食品の輸入について、蔡・総統は、行政院がすでに新しい管制措施を発表していると指摘した上で、国民の食の安全のために、政府は必ず国際基準よりもさらに厳格な検査を行い、水際対策と各種の支援策を徹底すると強調し、国民に、安心してほしいと話しました。蔡・総統は、「この決定は、去年の国民投票の結果と同じだ。台湾の人々は世界に向けて、台湾が国際基準を受け入れ、難しい貿易問題を解決し、高い基準の国際的な貿易体系に参加することを表明した。次のステップは、積極的に国際貿易拠点を開拓し続け、世界の民主主義のパートナーたちと各領域での協力関係を強化し、台湾のグローバル化を推し進めることだ」と述べました。
2つ目の目標は、経済対策と防疫対策を両立する「台湾モデル」の模索だとしました。感染症対策を講じた新しい生活を確保し、経済を活性化し、オミクロン株の変異種の影響に備えるのが目的です。
3つ目の目標は、社会福祉政策の更なる向上を挙げました。軍人、公務員、公立学校の教職員の賃金4%引き上げに伴い、民間企業も2~5%の賃上げとなっています。
蔡・総統は、この機会に、経済界と産業界に対し、従業員の賃上げに協力するよう呼びかけました。
4つ目の目標は、優秀な人材を抜擢し、国民の期待に応えることです。蔡・総統は、今年末(11月26日)に行われる大型地方選挙では、どの政党の首長も世論の試練に直面するとした上で、民進党は団結し台湾の発展のために努力すると述べ、一緒に年末の試練に立ち向かおうと話しました。
(編集:風間みなみ/王淑卿)