台湾中部・雲林県の虎尾建国眷村は、かつて台湾最大規模の眷村として、戦後中国大陸から台湾に渡ってきた外省人が大勢暮らしていた。時代の移り変わりにより、眷村はすでに寂れたものの、建国眷村で育てられた「眷村二代目」の魯紜湘氏は地域の青年有志を集め、建国眷村を文化資産集落として村の保存を申請、村の再生に取り掛かり、建国眷村を文化と芸術が味わえる観光スポットに転身させた。
最近、魯紜湘氏は映像製作団体と提携し、建国眷村を舞台にしたショートフィルムを製作し、眷村特有の歴史と文化をより多くの人に届けようとしている。
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ショートフィルムのセリフ「この土地の歴史を守らなければ、誰も私の故郷を覚えてくれないだろう」
ショートフィルムのセリフの通り、時代の波に呑み込まれかけたふるさとの文化を守るため、魯紜湘氏が色々手を尽くしています。
魯紜湘氏「こちらはアメリカ軍のマシンガンによる銃痕。珍しいから、そのまま残すことにした」
台湾中部・雲林県にある虎尾建国眷村は第二次世界大戦の頃、大日本帝国海軍航空隊の訓練基地でした。戦後は台湾最大規模の眷村となり、中国大陸から台湾に渡ってきた外省人が大勢暮らしていました。時代の移り変わりにより、建国眷村は寂れたものの、建国眷村で育てられた魯紜湘氏は地域の青年有志を集め、村の再生に取り掛かりました。
魯紜湘氏「台風で停電したら、こちらにあった机にろうそくを立てて宿題を書いていた。また、私達子供は、よくこちらの窓で風が吹き荒れるのを見ていた」
建国眷村が荒れた後、かつての隣人がまるで根をなくした植物のように消えていくところを見て、魯紜湘氏は眷村の文化が衰退しないよう、眷村の再生に取り組むことに決めました。
魯紜湘氏「年配の方に、若い頃から歳をとるまでの思い出が詰まった場所を提供したい。これで衰退のスピードもそう速くならないだろう」
魯紜湘氏は地域の青年有志を集め、建国眷村を文化資産集落として村の保存を申請し、建国眷村を文化と芸術が味わえる観光スポットに転身させました。
最近、魯紜湘氏は映像製作団体と提携し、建国眷村を舞台にしたショートフィルムを製作しました。このショートフィルムを通して、眷村特有の歴史と文化をより多くの人に届けたいということです。
(編集:曾輿婷/王淑卿)