台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」は27日、台湾のためにカスタマイズされたラベルが貼られた、アメリカのファイザー社とドイツのビオンテック社が共同開発した新型コロナワクチン「ファイザー製ワクチン」の第17陣、91万8400回分が到着したと発表しました。
これで、昨年、世界最大手の半導体受託生産メーカー、台湾積体電路製造(TSMC)、世界最大の設計・製造受託サービス企業、台湾の鴻海精密工業(ホンハイ)、台湾の仏教系慈善団体、慈済基金会が共同で購入して政府に寄付した新型コロナワクチンが、すべて到着したこととなります。
指揮センターは、TSMCなどが購入したファイザー製ワクチンは全1,524万9,100回分となり、当初の予定だった1,500万回分よりも24万9100回分多かったと説明しました。
また、指揮センターの陳時中・指揮官は、きょう27日午後の記者会見で、ファイザー製の新型コロナ治療薬「パクスロビド」について、購入した2万回分のうち、3200人分が到着したと発表しました。これはアジアでは韓国に次ぐものです。台湾は先ごろ、アメリカのメルク製の経口治療薬「モルヌピラビル」を取得したばかりです。
なお、きょう27日に台湾で新たに確認された新型コロナウイルス感染者は64人でした。そのうち、市中感染は21人で、海外から台湾に入って来た人からの感染確認は43人でした。亡くなった人はいませんでした。
(編集:風間みなみ/王淑卿)