台湾中部・台中の武陵農場には2万本以上の桜の木が植えてあり、その桜が、寒気団が南下したことで見ごろを迎えている。白い梅の花と合わさり色鮮やか。花の時期は1月から始まり、4月まで楽しめる。このほか、同じく中部・南投の日月潭では寒気団がもたらす特別な景色が現れた。雲の滝が山の上から湖面に流れ込むような風景をタイムラプスで撮影された映像は、神秘的な美しさを醸し出している。
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台湾中部・台中の武陵農場のヤマザクラが見ごろを迎えています。
武陵農場は2万本以上の桜の木を植えていて、桜の博物館とも呼ばれています。
1月末から2月の上旬にかけては「ショウワザクラ」と武陵農場の特有種である「紅粉佳人(ピンクレディ)」が満開となりますが、先ごろの寒気団が南下してきた影響でより少し早めに見ごろを迎えています。
また、2月末から3月の初旬にかけては順に河津桜、八重桜、そして台湾固有種の霧社櫻(ムシャザクラ)が見ごろを迎え4月まで花を楽しめます。
ピンクの花の海は壮観で、白い梅の花とも相まってさらに鮮やかさを増していて、旅行客はスマホを取り出しその美しい様子をカメラに収めていました。
一方、台湾中部・南投にある日月潭では、雲の滝が山から湖面に流れ込むような神秘的な美景が現れました。
人々はタイムラプスで撮影をして、寒い冬限定の美景をカメラに収めていました。
日月潭気象ステーションの張永政・主任によりますと、この美景は、「北東からの季節風がもたらす冷たい空気が山の上の積乱雲を谷に帯状に引き連れてくることで雲の滝のような現象が作り出される。また、気温が低いので、水分が固まる高度が比較的低いことも要因だ」とのことです。
また、南投の信義郷にある夜景スポット「望高」では、雲海が薄れていった後の地上の明かりが透けて見え、つややかな光となっている景色を低速度撮影している人もいました。
この他、南投・鹿谷の大崙山でも太陽光の屈折による色のある雨も見られるなど、先週は台湾全体で寒かったものの、寒いからこその美しい景色が人々を楽しませていました。
(編集:中野理絵/王淑卿)