台中市第2選挙区の立法委員補欠選挙の投開票が9日に行われ、与党・民進党の林静儀・候補が8万8752票で当選しました。最大野党・国民党の顔寬恒・候補は8万0912票でした。
この選挙は、民進党との選挙協力で当選した台湾基進所属の立法委員だった陳柏惟氏が昨年、リコールされたことを受けて実施されたものです。与党・民進党の林静儀・候補が8万8752票で当選しました。民進党の前立法委員の林静儀・候補と、国民党の元立法委員の顔寬恒・候補の対決となりました。
この選挙区では、2008年の立法委員選挙に顔寬恒・候補の父親である顔清標氏が当選して以来、地元に強い勢力を持つ顔一族から当選者を出しており、2012年に顔清標氏が再選され、2013年にはその長男の顔寬恒氏が補欠選挙に当選し、2016年に再選されました。しかし、2020年には、民進党と協力関係を結んだ台湾基進所属の陳柏惟氏が、再選を目指した顔寬恒氏に挑戦して当選し、顔一族は議席を失いました。その顔寬恒氏に勝った陳柏惟氏は、昨年、リコールが成立して失職しています。
今回は、前回落選した顔寬恒氏が、陳柏惟氏がリコールされたことを受けて行われた補欠選挙に、国民党の公認を受け、再起を目指して立候補しましたが、民進党が公認した候補に敗れ、2回連続の落選となりました。
当選した民進党の林静儀・候補は、台中市の出身ではありませんが、政治家になる前は産婦人科の医師として台中市で勤務した経験を持っています。また、民進党所属の比例代表制全国区の立法委員を務めた経験があります。