リトアニアのギタナス・ナルセダ大統領が「台湾」名義での代表処設置に同意したことに「誤りだった」と発言したことについて、外交部は、外交慣例上、他国政府の内部政策決定過程についてコメントすることは適切ではないとの見方を示しました。しかし、台湾はリトアニアを支持する、毅然とした態度は変わらないと重ねて表明しました。
外交部の歐江安・報道官は5日、ここ最近、アメリカ、ヨーロッパ連合(EU)、ヨーロッパの民主的パートナー、北大西洋条約機構(NATO)などが皆リトアニアを強く支持する立場を表明している。我々も、リトアニアが台湾との関係発展を決定したのは、歴史的な正しい流れであると固く信じている。台湾とリトアニアは、自由と民主主義という共通の価値観に基づく強力なパートナーであり、これから双方は平等と互恵に基づき、経済貿易、投資、産業の連結、サプライチェーンセキュリティなどの分野における密接な協力を強化し続け、共に強靭で安定した民主的なサプライチェーンを作り出し、世界の民主主義の同盟と団結し、その力を増進させていくと語りました。
また、歐江安・報道官は、中国政府のリトアニアに対する政治的圧力や経済的ボイコットと言った、各分野への卑劣な手段を、外交部は厳重に非難する。リトアニア政府およびリトアニア国民が国際社会の支持を必要としている重要な時期に、民主主義国家の団結力は、最終的に権威主義国家のいじめに勝つと確信していると語りました。
歐江安・報道官は、
「外交部は、自由民主体制を持ち、自由貿易と市場経済のメカニズムを信じる世界中の理念の近い、全ての国家が共にリトアニアを支持し、リトアニアの強力な後ろ盾になるよう再度呼びかける。勇敢で毅然と立ち向かったリトアニアが、その原則を守り続けることができ、外からの脅迫のため引き下がることなく、国家の尊厳と、独立した外交決定の権利が十分に尊重されるよう支援しよう。国際社会の支持は、リトアニアが強権の圧力に直面したからと言って自身に制限を設けることなく、覇権主義国家に屈服することのないよう協力することができる。」とコメントしました。
歐江安・報道官は、リトアニア政府はただ「台湾」名義の代表処を設置することに同意しただけで、中国から全面的な圧力を受けている。その影響は、民間企業、国家の発展全体、そして国民の生計や福祉にまで及んでいると発言。外交部は、台湾がリトアニアを支持する毅然とした態度は変わらないことを改めて強調しました。
(編集:中野理絵/王淑卿)