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蔡・総統:軍事は意見の対立を解消する選択肢ではない

  • 01 January, 2022
  • 王淑卿
蔡・総統:軍事は意見の対立を解消する選択肢ではない
蔡英文・総統が1日午前、総統府で新年の談話を発表した。台湾海峡両岸関係について、蔡・総統は、「軍事は台湾海峡両岸の意見の対立を解消する選択肢ではない。軍事衝突は、経済の安定に悪影響をもたらす」と指摘、北京当局に、情勢に対して誤った判断をせず、内部における「軍事的な盲進主義の拡張」を防止するよう呼びかけた。(写真:総統府提供)

蔡英文・総統が1日午前、総統府で新年の談話を発表し、政権の安定維持を促す4大主軸を明らかにしました。この4大主軸とは、引き続き世界に歩み出すこと、経済の発展を促すエネルギーを維持すること、社会のセーフティネット機能を強化すること、国家の主権を守ることの四項目です。

蔡・総統は談話の中で、「新たな一年の最も重要な目標は、政権の安定維持だ。我々は主権、自由と民主の価値観を堅持し、領土の主権と国家の安全を守り、インド太平洋地域の平和と安定を維持するために努力する」と述べました。

蔡・総統はまた、「軍事は台湾海峡両岸の意見の対立を解消する選択肢ではない。軍事衝突は、経済の安定に悪影響をもたらす」と指摘、「台湾と中国大陸がそれぞれの人民の生活のレベルアップをはかり、社会の民心を安定させてこそ、はじめて平和的な方式で問題を解決する余裕があり、その機運を生み出すことができ、地域の緊張を和らげることができる」と強調しました。

蔡・総統はさらに、われわれの立場は、「圧力に屈せず、支持を得ても盲進しない」と表明、北京当局に、情勢に対して誤った判断をせず、内部における「軍事的な盲進主義の拡張」を防止するよう呼びかけました。

蔡・総統は、香港の情勢にも触れ、香港の動向を注視し、香港を支持する立場は変わらないと重ねて表明しました。

蔡・総統は、昨年年末に行われた香港の立法会議員選挙は、外部からの干渉を受けたため、香港の民主の発展が懸念されている。数日前、香港政府は、民主派ネットメディアの幹部らを数人逮捕した。香港の人権と言論の自由への懸念が高まっている。自由と民主を追求することは犯罪ではない。香港を支持する台湾の立場は変わらないと強調しました。

蔡・総統は、香港に関心を寄せながらも、我々は、苦労して手に入れた民主と自由を大切にし、台湾をよりよくし、全世界に、民主的な台湾は、権威主義の中国の影から抜け出す勇気があることと、圧力に屈服しないことを見せつけるべきだと述べました。

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