ティッシュペーパー・メーカー大手の永豊餘消費品実業は、 ポップアップ式のティッシュペーパーについて、平均8%程度の値上げを予定していると明らかにしました。値上げ時期は来年2月1日の春節(旧正月)以降になる見込みで、春節前の値上げは行わないということです。
永豊餘消費品実業は、 原材料の中で比率が最も高いパルプをはじめとして、包装資材、エネルギーが対前年同期比で4割以上値上がりしており、一部は倍増しているためだと説明しています。ただし、消費者の利益と政府の物価安定政策に合わせて、春節後に適度な価格調整を行うということです。
永豊餘消費品実業は、主力の「五月花」のほか、複数のブランドでティッシュペーパーを生産、販売しています。
これについて経済部の王美花・部長は、業者から原材料の輸入価格が40%~50%上昇しているため春節後に商品の値上げを実施するとの報告を受けており、業者に対して詳細を確認すると表明しました。
なお、台湾の主なスーパーマーケット、量販店は、これまでのところメーカーからの値上げの通知は受けておらず、ティッシュペーパーの値上げは予定していないと表明しています。
また、行政院はすでに物価調査チームを設置しており、企業による値上げの理由と、それに合理性があるかどうかについて調査していると指摘しました。