フィリピンのドゥテルテ大統領はこのほど、台湾海峡では単純な判断ミスで戦争が発生する可能性があると指摘しました。その上で、ドゥテルテ大統領は、「フィリピンには中国大陸と対抗する武力はない。もし戦争が発生し、その時に自分がまだ大統領だったら、フィリピンは中立を保つ」と表明しました。これは、ドゥテルテ大統領が空軍基地での指揮官会議の席上で語ったものです。
台湾の隣に位置するフィリピンのドゥテルテ大統領は、「フィリピンの軍・警察は国民を保護することが任務であり、戦争をする準備はしていない。どのような結果が発生するか予測できる時、なぜ我々は戦争に参加しなければならないのか」、「どのような面倒が訪れても、私が大統領でありさえすれば、フィリピンが戦争に参加することを認めない。我々がどのようにして中国の軍事力に匹敵できるというのだろうか」、「台湾の問題では、一つの単純なミスで、判断を誤ることになる。彼らのミサイルが雨のように台湾を襲撃した時、本当の戦争に突入したことになる」などと指摘しました。
そして、「彼らの権力の賭けにおいて、我々はわずかな力しか持っていない。これは、我々に関係のないことだ。南シナ海の問題では、我々は中国に対抗する準備ができていない。我々は極めて優れた外交手腕で交渉する必要がある」と指摘し、それ以外の問題に関して、「我々は武力で中国に対抗するいかなる理由もない。それは、極めて愚かなことだ。我々は中立を保つ。あとは彼らが勝手にやればいいことだ」と語りました。