パイナップルの葉っぱが上質な写真用紙に生まれ変わる。台湾では毎年67万トンのパイナップルの葉が廃棄される。葉っぱの再利用を図り、国立中興大学の元教授はパイナップルの葉っぱを原料とした画仙紙を発明した。近代中国の絵画の巨匠、張大千氏はその紙を「清乾隆帝がお使いになられた紙に匹敵する(潑墨留筆不減乾隆內庫御用)」と絶賛し、愛用していた。農業委員会林業試験所はこのほど、循環型林業の最新技術を駆使し、画仙紙をさらに上質な写真用紙に変身させた。パイナップルの葉っぱを原料とした写真用紙は、繊維が細かく、表面が滑らかで均一。白色度が高くて発色もよく、色を鮮やかに表現できるのが特徴。
資材の循環利用の重要性を呼び掛けようと、林業試験所は今月24日から来年の3月31日まで、台湾北部、台北市にある林業試験所の林業技術服務大楼1階で、廃棄された資材を原料とした写真用紙を使った、モノクロ写真展を開催している。
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パイナップルの葉っぱが上質な写真用紙に生まれ変わります。台湾では毎年、150万トンの竹、67万トンのパイナップルの葉が廃棄されています。資源の再利用を図り、国立中興大学の元教授はパイナップルの葉っぱを原料とした画仙紙を発明しました。近代中国の絵画の巨匠、張大千氏はそれを「清乾隆帝がお使いになられた紙に匹敵する(潑墨留筆不減乾隆內庫御用)」と絶賛し、この世を去る前の3年間、ずっとその紙を愛用していました。
農業委員会林業試験所はこのほど、循環型林業と製紙の最新技術を駆使し、画仙紙をさらに上質な写真用紙に変身させました。この写真用紙は、色褪せしにくく、長期保存に適しているなどの特性があります。
林業試験所の曽彦学・所長は、「農業委員会は余った資材の再利用に力を注いでいる。パイナップルの葉っぱは、台湾ではほぼ利用されずに捨てられているから、とてももったいない。それで作られた紙、特に写真用紙としては最高だ。紙の質感も、色のコントラストの度合いも、他の写真用紙よりも優れている」と説明しました。
パイナップルの葉っぱのほか、林業試験所は棉、麻、竹、樹皮などの素材を紙にする研究を行っています。植物の繊維の形によって、紙の厚さ、質感、手触り、発色などが異なります。
資材の循環利用の重要性を呼び掛けようと、林業試験所は今月24日から、台湾北部、台北市にある林業試験所の林業技術服務大楼1階で、廃棄された資材を原料とした写真用紙を使った、モノクロ写真展を開催しています。写真展は、来年の3月31日までということです。
(編集:曽輿婷/王淑卿)