台湾の最高学術研究機関、中央研究院バイオセーフティーレベル3のP3実験室の元・研究助手が新型コロナウイルスに感染した事件について、中央研究院の廖俊智・院長が13日、立法院社会福祉および衛生環境委員会に出席し、報告を行った。それによると、実験室において「不慮の事故の通報過程」、および「防護装備の取り外し過程」など、6つの過失があったことが確認された。これにより、衛生福利部の陳時中・部長は、疑わしきは調査し、明らかにしなければならない。関係調査結果が出た後、いかなるレベルの処罰が行われる可能性も排除しないと語った。
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台湾の最高学術研究機関、中央研究院のバイオセーフティーレベル3のP3実験室の元・研究助手が新型コロナウイルスに感染した事件について、中央研究院の廖俊智・院長が13日、立法院で報告を行いました。
それによりますと、実験室において、6つの過失があったことが確認されました。
まずは、不慮の事故発生後、責任者への報告はあったが、責任者はリスクの低い事件であると判断し、上司や生物安全会に報告していなかった。
次に、マウスの取り扱いについて規定が守られていなかった。
防護装備の取り外しの際、正しい手順を踏んでいなかった。
感染した元・研究助手は、今年2月に分子生物研究所に配属され、5月からP3実験室で働いていた。実務経験はわずか3か月で、訓練不足の疑いもある。
実験過程において、管理者もしくはベテランスタッフの監視がなかった。
中央研究院も監督強化をし、強力なメカニズムを再検討する必要があるとしています。
中央研究院でこれだけ大きなミスが起こったことについて、衛生福利部の陳時中・部長も珍しく重い口を開きました。
衛生福利部の陳時中・部長
「調査の結果から、いかなるレベルの罰も排除しない。誰に責任があり、処罰を受けるべきかは、法律に基づいて行われる」
陳時中・部長は、疑わしきは調査し、明らかにしなければならない。ウイルス実験室は厳格な手順に従う必要がある。このような不注意は域内感染の根源となる恐れがあると強く述べました。
(編集:中野理絵/王淑卿)