各分野で大きな貢献をした人々を表彰する、「第11回 総統文化賞」の受賞式典が11月30日、台北市のグランドホテルで行われ、蔡英文・総統がプレゼンターを務めました。
蔡・総統は、各受賞者の貢献を称賛し、台湾の良さを世界の隅々まで伝えるためにみんなで協力していきたいとしています。
総統文化賞は2001年に始まり、2年に一度、開かれていて、今年は11回目です。
今回は、文化・芸術などにおける貢献者に贈られる「文化耕耘獎」に李安(アン・リー)監督が。
長きにわたり参加型コミュニティーとして地域の文化保護などを行ってきた個人・団体に贈られる「在地希望獎」に台湾千里歩道協会が。
長きにわたり社会福祉に携わり人道主義の精神を実践してきた人物に贈られる「人道奉獻獎」に陳榮基・医師が。
革新的な思考と実践により傑出した影響力をもつ40歳以下の若者に贈られる「青年創意獎」にHRC舞蹈工作室(HRCダンススタジオ)の創設者、陳柏鈞氏が。
そして長きにわたり社会改革を推進し、台湾の社会の発展に大きく貢献してきた者に贈られる「社會改革獎」に陳文成博士記念基金会が選ばれました。
今回の受賞式典では、蔡英文・総統が特別に登場し、準備委員会の招集人、頼清徳・副総統、そして5名の受賞者と共に入場。蔡・総統自ら賞を授与しました。
蔡・総統は祝辞の中で、全ての受賞者が模範的な価値をもち、台湾の文化的キャリアを前進させていると称えました。
また、文化耕耘賞に選ばれた李安・監督について、国内外の映画・芸術界において輝かしい成果を残し、人々が忘れられない多くの作品を生みだしてきた。自分を含め多くの人が李安・監督の映画に影響を受けていると思うとし、台湾の映画・演劇業界の発展に貢献してくれた李安・監督に感謝をすると述べました。
蔡英文・総統は、
「ここ数年、台湾のドラマや映画の発展は著しい。私は李安・監督に、長きにわたって台湾の映画界の発展に貢献してくれたことに感謝したい。金馬執行委員会の主席を務めてくれたことで、台湾映画産業に活力を与えてきた」と語りました。
蔡・総統は、今年は台湾文化協会設立100周年の記念の年である。100年来、多くの先人たちが自由を基礎とした社会を求めて、勇敢に立ち上がり、何世代にもわたってそれを受け継ぎ、民主主義と自由という価値観と豊かな文化的景観を作り上げてきた。政府は引き続き、台湾が自由奔放な場所であり続けるよう努力を続けていく。受賞者の皆さんには、台湾の良さを世界の隅々にまで伝えて欲しいと語りました。
(編集:中野理絵/王淑卿)