行政院農業委員会はこのほど、台湾産バンレイシの輸出を促進すると宣言しました。これは、今年9月から中国大陸が害虫が発見されたことを理由に台湾産バンレイシの輸入を停止したことに対応するためで、輸出促進、台湾での内需価格安定、加工促進の三つの方向で対策が進められます。
そのうち、中国大陸以外への輸出促進では、日本、アメリカ、カナダ、香港、シンガポール、マレーシア、インドネシア、中東などの国・地域をターゲットとして、輸出促進を目指します。ただし、日本は現在、害虫を理由に、台湾産の生鮮のバンレイシの輸入を禁止しています。
今年9月に中国大陸が台湾産バンレイシの輸入停止を発表した際、行政院農業委員会は対応策として、他の国・地域に5000トンを輸出すると宣言しています。これについて農業委員会の陳吉仲・主任委員はこのほど、具体的な計画を発表したものです。輸出は、生鮮と冷凍の両方の方式で促進します。
陳吉仲・主任委員によりますと、これまでに貿易業者は海外から3000トンの受注を獲得しているということです。
農業委員会では、各国での検疫の制限を避けるため、生鮮ではなく冷凍による輸出を促進しており、農業委員会台東区農業改良場は、すでにバンレイシを丸ごと冷凍する技術を開発しており、保存期間を6カ月以上に延長することに成功しています。こうして冷凍したバンレイシは、日本、アメリカ、カナダ、シンガポールなどへの輸出を目指します。