蔡英文・総統(左)が18日午前、空軍の嘉義基地で行われた「F-16V BLK20型戦闘機部隊発足式」に出席しました。アメリカの対台湾窓口機関・アメリカ在台湾協会台北事務所(AIT/T)のサンドラ・オウドカーク(Sandra Oudkirk)所長(右)も儀式に参加しました。

蔡英文・総統はあいさつの中で、F-16V戦闘機を操縦して曲技飛行を行った空軍に対して、「空軍がこれほど難易度の高い戦闘技術を身に付けているのは、性能のいい戦闘機があるほか、何より我々空軍の兵士たちが日々訓練に励んでいるからだ。どんな侵犯を受けても、空軍はいつでも緊急発進してそれを阻止し、領空を守る決意を見せることができる」と称賛しました。
蔡・総統によりますと、F-16V戦闘機部隊の発足式は、空軍の歴史に新たな1ページを開いたほか、3つの重大な意義があります。一つ目は、台湾とアメリカの友好関係のさらなる進展です。蔡・総統は、これは台湾とアメリカの軍需産業の協力による成果だとし、台湾とアメリカの友好関係のさらなる深化であると共に、パートナー関係に対する揺るがない承諾の表れでもあると話しました。
蔡英文・総統は、「今回のF-16Vへのグレードアップ計画には、空軍、台湾の漢翔航空工業、アメリカのロッキード・マーティン社が共同参加している。技術面においても、ライセンスの取得においても、ロッキード・マーティン社からたくさん協力を得た。そのおかげで、グレードアップが順調に実現した」と紹介しました。

蔡英文・総統によりますと、2つ目の意義は、台湾の宇宙航空科学技術の再向上です。昨年台湾の漢翔航空工業会社が研究・製造した空軍の新型高等訓練機「勇鷹(AIDC T-5、愛称はBrave Eagle」の初飛行から、F-16戦闘機のメンテナンスセンターの発足、そして今日のF-16Vの引き渡しまで、どれも台湾の宇宙航空科学技術が進歩し続け、世界から評価されている最もいい例だということです。
3つ目の意義は、国防戦力が更に強くなったことです。蔡英文・総統は、性能のいいF-16戦闘機は、世界の多くの国においても主力の戦闘機となっていると述べ、グレードアップ後のF-16V戦闘機は、従来の戦闘機のステルス性と、長距離偵察、視野外の戦闘力がさらに強化され、性能も大幅に引き上げられ、より現代の戦争に対応できるようになったと説明しました。
蔡・総統によりますと、これは台湾初のF-16戦闘機部隊の結成です。将来戦闘機のグレードアップが相次いで完成し、アメリカから購入したF-16V戦闘機が相次いで到着したら、台湾の国防力が更に強くなるということです。
(編集:曽輿婷/王淑卿)