台湾産コーヒーはこのほど、初めてグループとなって国際市場に進出しました。行政院農業委員会水土保持局は、台湾のスペシャルティコーヒーを海外に広めるため、台湾初のコーヒーをテーマとしたショートフィルム『第一杯咖啡(初めての珈琲)』を製作し、台湾の13社のコーヒー豆業者を集めて、台湾産のコーヒー豆を日本に売り出しました。
現在、台湾産のコーヒーは、日本国内の40軒のコーヒーショップで販売されています。台湾産のコーヒー豆は、業者によっては違う標高のエリアで栽培されているため、それで淹れたコーヒーの香りも、花の香、果物の香り、酒の香り、焙煎の香りなど、それぞれ違う特徴を持っています。心がけして探してみれば、必ず自分好みのコーヒーが見つけられるということです。
水土保持局の林長立・副局長は、「今回日本に進出した台湾のスペシャルティコーヒーは、台湾南部・嘉義の阿里山と梅山、中部・雲林の古坑郷、南投の国姓郷の業者、合計13社によるものである。そのコーヒーは、北海道から沖縄まで、日本中の40軒のコーヒーショップで販売されている。そのうち25軒のコーヒーショップは、台湾が製作したショートフィルム『初めての珈琲』も放送している」と紹介しました。
日本に進出した台湾のスペシャルティコーヒーに対して、多くのお客さんの反響は「高すぎる」だそうです。およそ現地のコーヒーの平均価格の3倍から4倍に相当します。それでも日本人が台湾のコーヒーを購入する理由について、水土保持局南投支局の陳栄俊・支局長は、「日本統治時代の台湾は、東南アジア最大のコーヒーの産地だったから、日本の消費者は、台湾のコーヒーに対して特別な感情を持っている。それから、台湾のコーヒーは、生産から販売まで一体化しているから」と指摘しました。
陳栄俊・支局長によりますと、大多数のコーヒー生産国は、消費国ではありません。大多数の消費国は緯度の高い国で、コーヒーの生産国ではありません。コーヒー豆の生産から、処理、そして販売まで一貫して取り組むことが出来るのは、台湾だけです。それが故に、消費者の需要に答え、豆を栽培し、関連技術を高めるため、生産サイクルも短縮できるということです。
(編集:曽輿婷/王淑卿)