アメリカの国防総省が3日、中国の軍事・安全保障分野の動向に関する年次報告書を公表しました。それによりますと、中国が2030年までに少なくとも1,000発の核弾頭を保有する可能性があります。アメリカの予想を超えるペースで核・ミサイルの戦力増強を進めています。それは、2027年に台湾が中国と話し合いを行うよう圧力をかけるためだということです。
中国の動向について、国家安全局の陳明通・局長は4日、報道陣のインタビューに答え、「戦力を持って相手が話し合いに応じてくれるよう圧迫すること」は、北京側の基本的な主張の一つだとし、わがほうは、長期的にそれに注意を払っていると明らかにしました。
アメリカ軍制服組トップである、マーク・ミリーアメリカ統合参謀本部議長は先ごろ、中国は短期間内に台湾に侵攻する可能性が低いとの見方を示しましたが、その可能性は排除できないことも明言しました。しかし、マーク・ミリーアメリカ統合参謀本部議長は、「台湾関係法」に基づく台湾に対するアメリカの約束も重ねて強調しました。
これについて、陳明通・局長は、向こう3年、中国が台湾に侵攻する可能性が低いと述べたものの、それに注意を払う必要があるとも語りました。