新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために台湾全域を対象に発令された、感染症警戒レベル2が11月1日までです。台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」の陳時中・指揮官は28日、この感染症警戒レベル2を11月15日まで維持すると発表しましたが、28日、新規域内感染者と死者はゼロで、域外感染者も6人にとどまっており、感染状況が下火になっていることから、制限策を大幅に緩和することも明らかにしました。
カラオケボックスで歌を歌う時、室内で運動する時、温泉に入る時、ウォータースポーツをする時など、いずれもマスクの着用義務が免除されます。そのほか、在来線・台湾鉄道、台湾新幹線こと台湾高速鉄道、空港、長距離バス、遊覧バス、航空機、映画館、インターネットカフェなどでの飲食も解禁されます。集会の時の人数制限、室内80人、屋外300人の制限も撤廃されます。その中には、結婚披露宴、宴会、営業場所、公共スペース、景勝地、芸術・文化イベントの展示ホール・パフォーマンス会場などでの総量規制、人数の削減などの規定もすべて廃止されます。
一方、ずっと営業が禁止されている、ダンスホール、バーやパブなど「八大業種(風俗業)」も、四大防疫対策を徹底すれば、11月2日から営業を再開することが可能になります。ただし、ホステスなどがいないのが前提です。四大防疫対策とは、必要があった場合、連絡できる電話番号や名前を残す「実聯制」、体温測定、マスクの常時着用のほか、従業員は新型コロナワクチンを一回接種して14日以上経過しなければならないこと、サービスを再開する際、三日以内の簡易検査、またはPCR検査の陰性証明を提出しなければならないこと、新型コロナワクチンを二回接種していない従業員は、週に一回簡易検査、またはPCR検査を受けなければならないこと、客の方は、入場する際、新型コロナワクチンを少なくとも一回接種して14日以上経過した証明を提出しなければならないなどの規定もあります。
なお、ホステスのいる風俗業が、以上の規定をちゃんと守れば、11月16日からも営業を再開できます。
陳時中・指揮官は、「ホステスのいない八大業種が、関連の規定を守れば、11月2日から先に営業を再開できる。ホステスのいる業種も関連の規定を守るという前提の下、11月16日から営業を再開できる」と説明しました。
なお、今回の制限緩和と、感染症警戒レベル1への引き下げとの違いについて、陳時中・指揮官は、今回は警戒レベル2における制限緩和だ。警戒レベル1に引き下げるなら、水際対策もすべて撤廃しなければならないと説明しました。