アメリカの行政機関が、相次いで公の場で台湾による国連システムへの有意義な参加を支持することを表明しています。
外交部の歐江安・報道官は27日、アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官が26日の声明で、「台湾はアメリカの重要なパートナーであり、民主主義のサクセスストーリーである。特に各国がかつてない規模の複数の課題に直面している今、台湾は、国連システムに有意義に参与すべきである」とし、台湾の国連システム参与に支持を表明したと明らかにしました。
アメリカ国務省で中国や台湾の政策を担当するリック・ウォーターズ国務次官補代理も先ごろ、中国は国連決議第2758号を悪用して台湾の参与を阻止するよう国連に圧力をかけている。国連参加国は、アメリカと共に台湾の有意義な参与を支持しようと呼びかけています。
ブリンケン国務長官とアメリカのハビエル・ベセラ厚生長官は5月に世界保健総会への台湾の参与を公に支持し、9月の国連総会開催期間中、アメリカ、オーストラリアが「2+2閣僚級会談」後の共同声明で、台湾の国際組織への参与を支持すると発表するなど、いずれもアメリカが具体的な行動で台湾への支援を表しています。
歐江安・報道官は、
「バイデン政権発足以来、『台湾関係法』や『6つの保証』への遵守を繰り返し表明し、アメリカの台湾に対する約束が揺るぎないものであることを強調していることがわかる。また、アメリカも台湾の国際的な参与への強い支持を表し続けると同時に、台湾や世界の自由民主主義国家に対する中国の理不尽な脅迫行為に懸念を示している」と語りました。
このほか、台湾とアメリカの政府関係者が先週ビデオ会議を行い、台湾の国際的な参与を強化するための戦略や方法について討論を行いました。
議題には台湾による公衆衛生、民間航空セキュリティ、気候変動、国境を超えた犯罪などの分野の国際組織への参与におよび、アメリカは今後も台湾の国際的な参与の拡大と連携強化に努めると重ねて表明しました。
歐江安・報道官は、アメリカはこの問題に対して強力な支持を具体的に表し続けてくれている。台湾はこれまで築いてきた強固な基盤をもとに、さらにアメリカや理念の近い国々と緊密な協力関係を強化して、台湾の国際空間を拡大し、共に手を取り合って、民主主義、自由などの共有価値、そしてルールに基づく国際秩序を守るために努力すると改めて強調しました。
(編集:中野理絵/王淑卿)