外交部の呉釗燮・部長が24日夜、中央ヨーロッパにあるスロバキアとチェコの訪問に出発しました。呉・外交部長は、スロバキアの安全保障に関する国際会議「GLOBSEC(グローブセク、Global Security Forum)の招きに応じて26日に開催されるはじめての「台湾フォーラム」で基調講演を行い、27日にはチェコを訪問します。
チェコのラジオ放送局「ラジオ・プラハ・インターナショナル(Radio Prague International)」は25日、呉釗燮・外交部長はチェコに滞在する間、プラハ市のズデニェク・フジブ(Zdeněk Hřib)市長とチェコのミロシュ・ビストルジル(Miloš Vystrčil)上院議長を訪問する予定と報道しました。
同報道によりますと、国家発展委員会の龔明鑫・主任委員が率いる65人の経済貿易訪問団もチェコに滞在しており、25日にはチェコの関連団体とインターネットセキュリティ、宇宙、触媒技術、グリーンエネルギー、スマート機器などの分野に関する協力覚書(MOU)を締結し、双方の協力関係をさらに深めました。
台湾経済貿易訪問団のメンバーには、龔明鑫・主任委員のほか、科技部の呉政忠・部長、経済部の陳正祺・次長、財政部の阮清華・次長、部署を超えた官僚、研究機関、同業組合、産業代表などもいます。台湾とチェコは、龔明鑫・主任委員、呉政忠・科技部長、チェコのミロシュ・ビストルジル上院議長の立ち会いのもと、インターネットセキュリティ、宇宙、触媒技術、グリーンエネルギー、スマート機器など5つの産業における協力覚書を調印しました。
国家発展委員会によりますと、台湾の財団法人資訊工業策進会(Institute for Information Industry、略称III)はチェコの重要なインフラ建設を巡って、チェコとサイバーセキュリティ分野における協力関係を展開します。台灣太空産業発展協會(台湾宇宙産業発展協会)はチェコ宇宙連盟(Czech Space Alliance)と覚書を交わし、台湾とチェコが宇宙航空産業における情報交流と科学技術の発展を促進するということです。国家宇宙センターの呉宗信・主任は台湾の気象観測用人工衛星「フォルモサット7号」の模型をチェコに寄贈しました。
そのほか、財団法人工業技術研究院(略称:工研院、ITRI)は触媒技術とグリーンエネルギーの領域において、チェコの科学アカデミー(The Czech Academy of Sciences, CAS)と共同で技術開発と応用を進みます。スマート機器分野においては、財団法人精密機械研究発展センター(略称:精機中心、PMC)はスマート監視システムについてチェコと交流する予定です。
龔明鑫・主任委員はチェコとの協力覚書の調印式の挨拶で、「台湾はチェコと同じように、民主と自由を愛してる。台湾とチェコは、全世界のサプライチェーンの再構築の中で、世界において鍵となる力となるだろう」と意気込みました。
(編集:曾輿婷/王淑卿)