今、台湾を拠点に活動しているマレーシアのマルチタレント、黄明志(ネームウィー/Namewee)と、マレーシア出身のオーストラリアの女性シンガー、陳芳語(キンバリー・チェン)のデユエッドソング「玻璃心(Fragile、フラジャル)」が15日、動画の無料投稿サイト、YOUTUBEで公開されて六日間だけで、再生回数は1,000万回を突破し、話題を呼んでいます。23日時点では、その再生回数はすでに1,363万回あまりに達しています。
「玻璃心」は、長いタイトルもあります。《聽見玻璃心碎的聲音》。ガラスでできた心が割れたときの音が聞こえた問意味です。英語のタイトルの「フラジャル」は、「壊れやすい」、「もろい」という意味です。「ガラスで出来た心」、「人から何か言われるとすぐ落ち込んでしまう」、または「すぐ怒ってしまう」という意味として使われています。
この歌は、「ピンク色のロマンチックなスイートなラブソング」と宣伝されていますが、歌詞のところどころで、中国大陸のネットユーザーの中の毒舌家、「小粉紅」と、少数民族ウイグル族をめぐる「新疆綿」や「再教育」など、中国共産党を暗に風刺しているので、中国では物議を醸しており、放送禁止の対象となっています。
黄明志(ネームウィー/Namewee)と、陳芳語(キンバリー・チェン)の中国の大手SNS微博(ウェイボー)でのアカウントもロックされ、使えなくなりました
それなのに、この歌のYOUTUBEにおける再生回数がどんどん増えています。台湾、香港、シンガポールでの再生回数は一位、マレーシアとオーストラリアでの再生回数が二位、ニュージーランドが5位、カナダが6位、イギリスが20位です。全世界の再生回数ランキングでは14位です。唯一の中国語の歌でもあります。
YouTubeに公開された全世界アーティストのMVや舞台映像の中で照会数、話題性などを総合したチャート、「YouTubeトレンディングワールドワイド」にも上位にランクインしています。
この歌について、作曲・作詞を手掛けた、黄明志(ネームウィー/Namewee)さんは、この歌はラブソングであって、動物愛護を呼びかける歌でもあると説明、両極端の反応について、歌に対する関心度が高いのはいいこと。それは共鳴を得ていることの証だと述べ、みんながユーモアあふれるという角度からこの歌を聴いてほしいとコメントしています。
この歌を一緒に歌っている、陳芳語(キンバリー・チェン)さんについて、黄明志(ネームウィー/Namewee)さんは、どの女性も心の中にピンク色の少女の心が秘められており、可愛い側面がある。この歌は、スイートで可愛い少女の心と、その強い部分をバランスよく歌っていると説明しました。