台湾の固有種「台灣旱招潮蟹(タイワンシオマネキ)」が絶滅の危機に瀕している。台湾中部・台中市の国立中興大学がこの程、タイワンシオマネキの個体数について初めて調査を行った。調査の結果が示すところでは、沿岸部での養殖池の開発、不適切なダム操作、外来種であるマングローブ林の拡大などの影響により、離島・澎湖と台湾南部・嘉義にあるタイワンシオマネキの生息地がほぼ完全に消えてしまい、タイワンシオマネキの個体数が激減、絶滅の可能性があるということです。
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台湾の固有種のかに「台灣旱招潮蟹(タイワンシオマネキ)」が絶滅の危機に瀕しています。台湾中部・台中市の国立中興大学がこのほど行った、タイワンシオマネキの個体数調査によりますと、タイワンシオマネキは生息地の破壊により、絶滅の可能性があるということです。
国立中興大学生命科学学科の施習徳・教授は、「マングローブ林の増殖により、タイワンシオマネキの生息地の土壌の質がドロドロになり、タイワンシオマネキの生存に不利になる。それから、競争関係にあるシオマネキの存在も、タイワンシオマネキの生存に脅威を与えている」と説明しました。
タイワンシオマネキは、主に台湾西部の海沿いと、離島・澎湖に生息しており、現在の個体数はおよそ50万匹です。しかし、養殖池の開発や不適切なダム操作などの影響で、タイワンシオマネキの主な生息地である、台湾南部・台南市七股の個体数が激減、離島・澎湖と南部・嘉義にある生息地も、環境破壊により、タイワンシオマネキはほぼ完全に消えてしまいました。
国立中興大学の研究チームは、生息地を守るよう呼びかけると共に、今後も環境モニタリングを強化し、マングローブ林の拡大がタイワンシオマネキに与えるマイナス影響を検討していくということです。
(編集:曾輿婷/王淑卿)