蔡英文・総統が8日、台湾は軍事手段で対抗することなく、隣人と平和、安定、予測可能、且つ互恵の原則の下で共存したいと表明しましたが、台湾は自由、民主的な生活方式の維持に全力であたるとも強調しました。
台湾亜洲交流基金会主催の「玉山フォーラム」が8日に始まり、蔡・総統は開会式であいさつを述べました。蔡・総統は、まず新型コロナウイルスのパンデミックにもかかわらず、台湾を訪れ、近年全世界の発展に対する見解をシェアしてくれた、オーストラリアのトニー・アボット元首相に感謝の意を表しました。アボット元首相は8日、フォーラム開会式で基調講演を行いました。
多くの国々の政府要人もオンライン方式でフォーラムに参加、自由、法の支配、人権、自由貿易などの民主主義の価値に対するゆるぎない信念を示すと共に、台湾への友情と支持も示しました。
蔡・総統はあいさつの中で、「台湾は地域の安定と安全保障に貢献しているのみならず、地域の主要国家との連携にも努めており、東シナ海、南シナ海、台湾海峡で軍事衝突が発生することも防ごうとしている。台湾は、軍事手段を用いて対抗することはせず、周辺国家と平和、安定、予測可能、且つ互恵の原則の下で共存することを希望しているが、我々の自由で民主的な生活方式の確保にも全力を尽くす」と強調しました。