蓮霧(レンブ)農家を救うため、台湾南部・高雄市六亀区には、台湾各地からレンブを買い求める客が殺到しています。
収穫されたばかりのレンブは、店先に並べられると、すぐ売れてしまいました。
もうすぐ収穫期を迎える、高雄市六亀区産のレンブ「蜜風鈴」は、あっさりした甘みと、果汁が多いことが特徴です。今まで、そのほとんどが中国に輸出されていましたが、中国大陸は、害虫の「コナカイガラムシ」を複数回検出したことを理由に、今月20日から台湾産釈迦頭(バンレイシ)と蓮霧(レンブ)の輸入を一時停止しています。農家は販路の打開に協力するよう政府に呼びかけています。
輸出できない分のレンブを、農家は通販、宅配、路上販売などを通して消化しようとしています。宅配を頼む電話が次々とかかってきています。レンブ農家は、「皆さんの情熱と人の良さに感動した。わざわざ買いにきたお客さんは口を揃えて、『台湾の果物農家を支えなきゃ』と励ましてくれた」と感激しました。
台湾のレンブの総生産量のうち、高雄市が12%を占めています。
高雄市の陳其邁・市長によりますと、高雄市は、六亀区の農会(農協)の農産物通販サイト、卸売業者、電子商取引などと提携し、内需の拡大、販売拠点の増加に努めるとともに、中国以外の海外市場をも開拓するということです。
(編集:曾輿婷/王淑卿)