台湾と米国の政府高官による定例戦略対話「モントレー会議」に参加するために訪米した外交部(日本の外務省に相当)の呉釗燮・部長(=外相)、国家安全会議の顧立雄・秘書長、米国の対台湾窓口機関、米国在台湾協会台北事務所(AIT/T)のサンドラ・オウドカーク(Sandra Oudkirk)所長が13日午後、台湾に戻った。
イギリスの経済紙「フィナンシャル・タイムズ」が11日、国家安全会議の顧立雄・秘書長と外交部の呉釗燮・部長は会議で、中華民国台湾の米国における出先機関「米国駐在台北経済文化代表処」の名称を「米国駐在台湾代表処」に変更することについて、米国の政府高官と話し合ったとスクープ報道をしました。
台湾の米国駐在機関の改名について、中国の外交部は「一つの中国」の原則を厳守するよう、米政府に厳正な交渉を申し入れた。
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台湾とアメリカの政府高官による定例戦略対話「モントレー会議」に参加した外交部の呉釗燮・部長と国家安全会議の顧立雄・秘書長が13日、帰国しました。2人とも談話を発表しませんでした。
同じ会議に参加した、アメリカの対台湾窓口機関、アメリカ在台湾協会(AIT)台北事務所のサンドラ・オウドカーク所長が乗っていた飛行機はおよそ30分後に桃園国際空港に到着しました。
イギリスの経済紙「フィナンシャル・タイムズ」の報道によりますと、呉釗燮・外交部長と顧立雄・秘書長はアメリカのメリーランド州で行われた会議で、アメリカの政府高官と、アメリカのワシントンDCに駐在している、中華民国台湾のアメリカにおける出先機関「アメリカ駐在台北経済文化代表処」の名称を、「アメリカ駐在台湾代表処」に変更することについて話し合いました。アメリカは台湾の要請を「真剣に考えている」ということです。
外交部の欧江安・報道官は、「近年台湾とアメリカとのパートナー関係の深化は、誰の目にも明らかだ」と述べるにとどまりました。
アメリカ駐在経済文化代表処の元幹部職員、趙怡翔氏は、「代表処の名前変更が、時代の趨勢だ」と述べました。
しかし、中国はそれに反発、「一つの中国」の原則を厳守するよう、アメリカに厳正な交渉を申し入れました。
中国外交部の趙立堅・報道官は、「台湾代表処」に改名してはいけない。台湾の独立・分裂派に間違ったシグナルを送ることを控えるよう呼びかけました。
なお、中共の機関紙「環球時報」の世論というコーナーでは、「アメリカと台湾の現在の動向から見ると、たとえアメリカと台湾が今足を引っ込めても、またもう片方の足を踏み出すだろう。我々は、いつでも台湾海峡でそれを挫折させるよう、十分な準備を整えるべき」と書かれてあります。
環球時報の世論コーナーは、「もし代表処が改名に成功したら、それはアメリカが「一つの中国」の原則を放棄することに等しい。アメリカ政府もその重要性を知っている。今は中国の反応を試しているのだ」と予測しています。
台湾の出先機関の改名問題によって台湾、アメリカ、中国の三者間関係に再び注目が集まっています。
(編集:曾輿婷/王淑卿)