「漢光37号」演習の目玉、屏東の佳冬代替滑走路での軍機離着陸演習が15日午前行われました。
空軍のIDF経国号戦闘機、F16V、ミラージュ2000-5などの戦闘機とE-2K早期警戒機が滑走路に順番に着陸。素早く整備と補給を行った後に再び離陸しました。
蔡英文・総統は迷彩服をして、演習に立ち会いました。蔡・総統は「空軍は戦闘力が高い」と称賛しました。
台湾全域には代替滑走路が5本あります。屏東県にある佳冬代替滑走路は、唯一台湾の県と市をつなぐ道路「省道」で、。軍機の離着陸演習が行われたのは今回が初めてです。
道路の全長は2266メートル、道幅は42メートル、短くて狭い道路での離着陸は、パイロットにとってかなり難易度の高い項目です。しかし、専門家によりますと、高速道路での離着陸は、省道に負けないほど難しいです。
軍事専門家の施孝瑋さんは、「降着装置の車輪が出ない、または油圧装置が損傷した場合、飛行機が着陸した時に、車軸が折れる恐れがある。この点を考えると、平面道路(省道)は、高速道路よりも安全と考えられる。代替滑走路が多いほど、国軍の戦術にとっての助力も大きいし、実戦で生き残れる可能性も高くなる」と分析しました。
国軍が台湾全域の戦備道路での離着陸演習をこなしたことは、中華民国の国軍に対して大きな励ましとなると見られています。中共人民解放軍のミサイル脅威への対応で代替滑走路での離着陸演習は非常に重要。今回戦闘機が狭い省道で離着陸に成功したことで、国軍の士気高揚に一役買いました。
(編集:曾輿婷/王淑卿)