中華民国国軍の定例実弾演習「漢光37号」が9月13日から17日まで行われています。13日は戦力の保守に重点が置かれ、中共人民解放軍が襲来する際、台湾西部に配備されている戦闘機が台湾東部・花蓮県の佳山基地と南東部・台東県の志航基地に移る訓練を行いました。海軍の軍艦は急遽出港し、指定されたスポットに集結しました。
漢光37号演習の二日目である14日には、台湾北部、台北市では重要インフラの夜間防護訓練と淡水河で反上陸作戦、南部・台南市では上陸阻止用障害物の設置訓練、東部・花蓮県では夜間戦術機動と迎撃訓練が行われました。
重要インフラの防護演習は、14日0時から1時まで、台北市で行われました。敵軍が台北市の石牌地区にある電信大手、中華電信の機械室を奪取、破壊することを想定し、国軍の各部署は通信インフラが破壊されないように集結し、移動経路を確認して、大直にある憲兵駐屯地から目標に向かって出発しました。
「第2作戦区域」である台湾東部・花蓮県では14日午前4時に、「夜間戦術機動」演習が実施されました。国軍が2組に分けて24台の装甲車に乗り、暗闇の中で作戦位置につき、陣地の周辺に潜伏している敵軍をせん滅する訓練を行いました。
漢光37号実弾演習は、今年新型コロナウイルスの影響で、演習の規模が縮小されています。
花蓮港と沿岸地域は、台湾東部の重要な戦略的位置であり、台湾の空中と陸上戦力を守る重要なスポットでもあります。第2作戦区域である花蓮県では16日午前9時に、北埔の海岸で反撃訓練を行う予定です。敵軍が海岸から上陸することを想定し、装甲車5台を出動し、敵軍をせん滅する作戦を訓練するということです。
(編集:曾輿婷/王淑卿)