新北市板橋の幼稚園での新型コロナのクラスターについて、台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部である中央感染状況指揮センターの陳時中・指揮官は8日、新たに7人の感染が確認されたと発表しました。感染例10例のウイルスの遺伝子配列を解析した結果、全てインド由来のデルタ変異株でした。しかし、エバー航空のパイロットから検出されたデルタ変異株とは違う配列でした。
指揮センターの陳時中・指揮官は、新北市の幼稚園のクラスターでは感染者は合計23人となった。現在、1,013人が自宅隔離、633人が検査中だと発表しました。
また、「コミュニティーでさらに拡大する可能性がある」と述べました。
陳時中・指揮官によると、8日に新たに感染が確認された案件は主に幼稚園のクラスターによるものですが、そのうち1例は市中に広がっていて、国立台湾大学医学部付設病院の周麻酔期看護師とのことです。
また、1人はエジプトから帰国した児童の保護者で、もう1人はその隣人で、現在、エジプトのケースは、海外からの輸入感染例にカウントされていますが、今後は更なる判断が必要だと説明しました。
新北市では、一つのコミュニティーから6例の感染者が出ており、新北市はこのビルに住む人をすべて撤去し、緊急消毒を行いました。また、指揮センターも集中隔離施設で400の部屋を準備しました。
なお、陳時中・指揮官は、最新のウイルス遺伝子配列解析の結果により、今回の新北市の幼稚園でのクラスターと、国際線航空会社のクラスターの感染源が同じではないことから、新北市の調査が完了するまで全容はわからないとしています。
(編集:中野理絵/王淑卿)