金門県水産試験所はこのほど、「グリーンキャビア」とも呼ばれる「海ぶどう」の養殖に成功し、量産を開始しました。新型コロナウイルス感染の関係で、店舗での販売は行わず、電話での予約受付だけを始めています。
「海ぶどう」は「グリーンキャビア」とも呼ばれ、イワズタ科イワズタ属に属するクビレズタという海藻です。くびれがあり、小さなブドウが連なっている房のように見えることから「海ぶどう」と呼ばれ、半透明の緑色をしていて食感がイクラのようにプチプチしていることから「グリーンキャビア」とも呼ばれています。
日本では沖縄県の特産として知られ、台湾にも輸入されています。高級日本料理の食材として珍重されています。
金門県水産試験所の楊文璽・所長は、「海ぶどう」は海藻多糖類、コラーゲン、食物繊維から構成されており、アミノ酸のバランスが良く、DHA、EPA、ARAなどの不飽和脂肪酸、ミネラル、ビタミンを豊富に含んでいる食用の海藻だと紹介しています。
金門県水産試験所では、天然の海水によって養殖しているため、料理の前に飲料水で数回洗うだけでよく、洗ったあとに10秒から20秒、氷水につければ、プチプチ感が増して食感がより良くなると説明しています。