交通部航港局は1日、台湾海域を航行する船舶の安全確保と、環境汚染を防ぐため、9月1日から11月30日まで、東京MOUに合わせ、3か月にわたり寄港国によるPSC集中検査キャンペーン(CIC)を実施していると発表しました。
のべ204隻の外国船籍の船舶を対象に検査を実施する予定です。
航港局の葉協隆・局長は、東京MOUはアジア太平洋地域における重要な港湾国際管理組織である。台湾は4年連続でこの組織から“ホワイトリスト”に認定されている。昨年は新型コロナの影響で集中検査キャンペーンは行われなかったが、今年は再開したと説明しました。
今回の集中検査キャンペーンの主なテーマは船舶の「復原性」。
船舶が風や波など外的な力を受け、傾いた後、正常に戻すことができるかどうかの「復原性」の確認。船舶運航会社および船主がとるべき必要な措置の再確認、乗船スタッフの効果的な管理の要求、そして、航行の安全の確保や人命および海洋環境の保護といった目的で行われます。
航港局によりますと、新型コロナがいまだ収束していないことを考慮し、今回の集中検査キャンペーンの訓練課程および資格認定は全てオンラインで行われます。台湾のポートステートコントロール・スタッフを育成する共に、検査前の防疫措置の宣伝、検査を受ける船舶の感染リスクの確認も行われ、外国船籍の船舶に、船舶の「復原性」に関する資料の提供を要求することによって、東京MOUの集中検査キャンペーンの規定通りに検査を円滑に行い、国際社会と足並みをそろえるということです。
(編集:中野理絵/王淑卿)