台湾では最近、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着きを見せています。25日に台湾の新型コロナウイルスの新規域内感染者がゼロでした。これは今年5月9日以来、108日ぶりです。そのほか、域外感染者が1人、死者が1人増えました。台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」の陳時中・指揮官は、「25日の新規域内感染者はゼロだが、これはあくまで感染状況が落ち着いていることを象徴していて、今後も新規感染者が出ないとは限らない」と強調し、「今後も引き続き疫学調査を徹底すれば、感染拡大の抑制が期待できる」と話しました。
なお、台湾全域を対象に発令されている、新型コロナウイルスの防疫警戒レベル第2級の実施期限は9月6日まで延長されました。9月7日以降に防疫警戒レベルを更に引き下げる可能性について、陳時中・指揮官は「ここ2週間は重要な観察期間だ」と話し、気を緩めてはいけないと呼びかけました。
陳時中・指揮官は、「コロナの新規域内感染者がゼロという好調を維持するには、もう少し観察する必要がある」と話しました。
陳時中・指揮官によりますと、台湾本土の感染状況はかなり好転しているものの、海外からの脅威はまだ存在しているため、水際対策を緩めることはできません。市内にはインド型変異株による感染者は全く無いとは断言できませんが、可能性は低いということです。
そのほか、陳時中・指揮官は、「密入国と密輸も脅威の1つだ」と話し、海岸巡防署との連携を強化すると強調すると共に、密入国や密輸を発見したら、素早く通報するよう国民に呼びかけました。
(編集:曾輿婷/王淑卿)