今月22日は旧暦7月15日「中元節」。台湾各地では先祖と無縁仏の霊を祀る儀式が行われました。
台湾中部、彰化県芳苑郷にある村では、タラバガニ6匹、伊勢エビ12匹、数十匹にのぼるノコギリガザミなど、豪華な海産物を供えたことが話題となりました。
住民は、「一部買ったものもあるけど、ノコギリガザミは自分でとったのだ。とれた分だけ供えている」、「タラバガニもあるけど、昨年ほど豪勢ではない気がする」と話しました。
彰化県芳苑郷は海沿いにあるため、地元の住民はほとんど漁業を生業にしています。毎年の中元節になりますと、住民たちは獲れた海産物を供え物にし、豊漁を祈る習慣があります。
これまでの儀式は、年ごとに豪勢になってきました。海産物が供えられた食卓は100台以上延々と続いています。
今年は新型コロナウイルスの影響を受け、地元の廟は集団感染を避けるよう、宗教行事の規模を縮小し、祭祀の代表のみ供え物を並べることが可能になり、食卓は50台未満となりました。
しかし、漁師たちは変わらずに、タラバガニや伊勢エビ、ノコギリガザミを豪勢に供えて、その熱いおもてなしの精神を表しました。
(編集:曾輿婷/王淑卿)