アメリカのブリンケン国務長官はこのほど、台湾との関係を強化しているリトアニアの姿勢を支持すると表明しました。これ対して、台湾の外交部は、「世界の民主主義のパートナーによる緊密な協力関係を強化するものだ」と表明しました。
リトアニアは、2020年10月の国会議員選挙後、三つの政党による連立政権が発足しました。この連立政権は、政策要綱の中で、価値感を基準とし、人権と民主・自由に反する行為に対して積極的に抵抗することを、外交方針に定めました。これに基づいて、リトアニア政府は台湾がWHO(世界保健機関)に参加することに支持を表明したほか、今年6月に台湾に新型コロナウイル・ワクチンを寄贈することを発表しました。また、台湾は先日、リトアニアに「台湾」の名称を付けた代表部「リトアニア駐在台湾代表処」を開設すると発表しました。
「リトアニア駐在台湾代表処」の開設に対して中国大陸が反発し、リトアニアに駐在させていた大使を召還するなど、リトアニアに対して圧力をかけています。
これに対してアメリカのブリンケン国務長官はこのほど、リトアニアのランズベルギス外相と電話で会談し、リトアニアを支持するアメリカの立場を伝えました。
台湾の外交部の欧江安・報道官はこれについて、「外交部は、アメリカが再び、民主主義陣営のリーダーとしての立場を示してくれたことに感謝する。世界の民主主義のパートナーによる緊密な協力関係を強化するものだ。外交部は引き続き、理念の近い国家と友好関係を発展させ、相互交流を促進する。我々は、外部からの圧力で委縮することはない。台湾は、世界の中での善良な一つの力として、引き続き民主主義、法治、人権を守る」とのコメントを発表しました。