新型コロナウイルスの感染状況が緩和し、台湾の高校以下の公立、私立の学校は、9月1日に新学期がスタートします。教育部は新学期の始まりに伴い、学校における防疫ガイドラインを発表しました。
たとえば、体育の授業ではマスクの着用が義務付けられます。教師たちは運動強度と生徒たちの体調を見て授業内容を調整できます。台湾北部・台北市の大佳(だいか)小学校を例にしますと、バスケ、ドッジボールなど、用具を共有する授業は、縄跳び、陸上競技、体操などに変更します。
教室や他に授業をする場所、洗い場などでは、毎日定期的に清掃と消毒作業を実施すること。
教室や食堂では十分に換気をすること。冷房をつけるときは、対角線上にある窓をそれぞれ15センチほど開け、換気と清掃、消毒作業を強化すること。
飛沫感染を防ぐよう、教室で食事をするときは、仕切り板を設置、ソーシャルディスタンスを保つこと。他人と同じ食卓を囲まず、食事中におしゃべりすることも禁止。食事が終わった後は、机の消毒を行うことです。
台北市の大佳小学校は、今年の新入生への入学祝いとして、衛生キャップ、エプロン、ビニール手袋をプレゼントしています。給食をよそうときから食事が終わるまで着用する必要があります。
また、教職員は新型コロナウイルスワクチンの1回目の接種を完了し、接種完了日から14日間を経過する必要があります。1回目の接種をまだ完了していない、あるいは接種完了日から14日間経過していない教職員は、初めての出勤日の3日前以内の抗原検査またはPCR検査の陰性証明を呈示し、それから7日おきに抗原検査またはPCR検査を受ける必要があります。
大佳小学校の李鍾慧・校長は、「教職員をワクチンの優先接種対象にしてほしい。PCR検査の費用は1回で台湾元3000元以上(およそ日本円1万1815円)かかるから、教師の1日の収入ですら足りない。補助金を支給してほしい」と呼びかけました。
教育部はこれに対して、18日時点で台湾全域の高校以下の教職員はおよそ37万人、1回目の接種率は87.77%。塾の職員は7万3637人、接種率は81.75%と発表しました。まだ接種を受けていない一部の新任教員や臨時教員については、なるべく早く接種を受けられるよう手配する。各級の学校にはコロナの簡易検査キットの購入補助金を支給すると承諾しました。
(編集:曾輿婷/王淑卿)