アメリカ軍のアフガニスタン撤退により台湾の最大野党・国民党の一部から「今日のアフガンは明日の台湾」という声や、国民党の朱立倫・主席候補から「1949年の国民党がなければ、今の台湾はなかった」といった発言があることに対し、与党・民進党の顏若芳・報道官は18日、アフガニスタンと現在の民主・台湾を比較することは全く不適切だとし、国民党は党主席選挙のために歴史の教訓を忘れた暴言をし、国際情勢の新たな動きを無視して、「台湾放棄論」をあおろうとすることをやめるよう呼びかけました。
顏若芳・報道官は、過去、国民党の強権統治下において台湾の人々がどれだけの歴史的痛みを受けたことか。今日に至るまで、国民党から「白色テロ」で受けた痛みへの謝罪は行われていない。台湾は今、戒厳令や権威主義から、民主・自由へと向かっている。朱立倫氏は、国民党本位主義で上からの考え方で、傲慢な物言いだ。国民党がアフガニスタンと民主・台湾を比較することはなんとばかげていることか、と批判しました。
また、アメリカ国家安全保障問題担当のジェイク・サリバン大統領補佐官も「台湾放棄論」へ反論していることを示し、国民党は台湾とアメリカの関係、対中関係への態度を明確に説明すべきだ。自身の党内部の主席選挙を巡る争いのために、国際社会に誤ったメッセージを送り、台湾の外交に影響を与えるようなことがあってはならないと語りました。
(編集:中野理絵/王淑卿)