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台湾半導体生産額、今年初めて年間15兆円突破の見通し

  • 13 August, 2021
  • 曾輿婷
台湾半導体生産額、今年初めて年間15兆円突破の見通し
テレワークの導入で生まれたビジネスチャンスが広がり、コンピュータ、情報通信技術や車載半導体への需要が高まっているため、今年第2四半期、台湾の半導体産業の生産額は、台湾元9,863億元(約日本円3兆9079億円)に達し、第1四半期より9%増え、予測値の2.6%をはるかに上回った。工業技術研究院(ITRI)は、台湾の半導体産業の生産額が、今年初めて台湾元4兆元の大台を突破する見通しを示した。写真は半導体。(写真:Umberto/Unsplash)

台湾の半導体産業の第2四半期の生産額は台湾元9,863億元(およそ日本円3兆9079億円)に達し、第1四半期に比べて9%増加し、予測値の2.6%をはるかに上回りました。工業技術研究院(ITRI)は今年の半導体産業の生産額の予測値を上方修正し、今年の生産額は昨年より24.7%増加し、史上初の台湾元4兆元(およそ日本円15兆円)超えになると発表しています。

テレワークの導入で生まれたビジネスチャンスが広がり、コンピュータ、情報通信技術への需要が高まると共に、車載半導体の需要も成長しています。今年第2四半期に、台湾積体電路(TSMC)、聯華電子(UMC)、世界先進(VIS)、聯発科技(Media Tek)、瑞昱(Realtek)などの半導体メーカーは、いずれも過去最高の売上を記録しました。

工業技術研究院の産業科学技術及び国際策略発展所(IEK)の統計によりますと、今年第2四半期における台湾の半導体産業の生産額は台湾元9,863億元に達し、第1四半期に比べて9%増加し、予測値の2.6%をはるかに超えました。そのうち、半導体設計企業の生産額は台湾元3,069億元(およそ日本円1兆2162億円)に達し、第1四半期に比べて17.9%増え、最も成績のいい二次産業となっています。

半導体テスト産業の第2四半期の生産額は台湾元490億元(およそ日本円1941億円)、前期比6.5%増。半導体製造業の生産額は台湾元5284億元(およそ日本円2兆934億円)、前期比5.7%増。半導体パッケージ産業の生産額は台湾元1,020億元(およそ日本円4041円)、前期比3.7%増加しました。

世界的な半導体の供給不足が続き、半導体サプライチェーン各社は価格を引き上げています。TSMC、UMC、VIS、聯詠(Novatek)を含む業者は、第3四半期の売上高が再び最高記録を更新することを予測しています。

IEKによりますと、今年第3四半期に半導体の設計、製造、パッケージ、テストなどの業種の生産額は成長を続け、半導体産業全体の生産額は台湾元1兆元を突破し、1兆500億元(およそ日本円4兆1600億円)になると予測されています。第2四半期に比べて6.8%増加することになります。

なお、IEKによりますと、第2四半期の生産額が推計値を上回り、下半期の生産額が増加を続けるとの予想から、今年台湾の半導体産業の生産額は台湾元4兆元の大台を突破、4兆100億元(およそ日本円15兆8800億円)に達する見込みです。これは、前回発表した予測値、台湾元3兆8000億元(およそ日本円15兆400億円)を上回り、2020年に比べて24.7%増加することになるということです。

(編集:曽輿婷/王淑卿)

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