蔡英文・総統が10日午前、アメリカの駐台湾大使館に相当する、「アメリカ在台協会」台北事務所(AIT/T)のサンドラ・オウドカーク(Sandra Oudkirk)新任所長の表敬訪問を受けました。
蔡・総統は、オウドカーク新任所長との再会を嬉しく思う。オウドカーク女史が再度台湾に来られ、「アメリカ在台協会」台北事務所の所長に就任したことに対して、政府と人民を代表して心から歓迎すると表明しました。
蔡・総統は先月、オウドカーク所長が台湾に到着した際、台湾の蕭美琴・駐米代表が贈った「HELLO TAIWAN(ハロー・タイワン)」の文字が印刷されたマスクを着用したことに触れ、このマスクは、アメリカに居住している台湾人が「国民外交」を押し進めるために作ったものだとし、その普及に尽力したオウドカーク所長に感謝しました。
蔡・総統は、ここ数年、台湾とアメリカの関係には、複数の重要な進展があり、新型コロナウイルス感染症にも共に向き合ってきた。今年6月、台湾とアメリカは、「貿易及び投資枠組み協定(TIFA)」協議を再開した。双方は今後も、投資、貿易、サプライチェーンの安全性などの分野での連携を引き続き強化し、相互貿易協定(BTA)の締結に向けて努力し、経済・貿易面において、より緊密で共にメリットのある協力関係を構築するよう期待を示しました。
安全保障の面では、蔡・総統は、台湾の防衛能力の強化を支持してくれているアメリカに感謝すると共に、双方は今後もより多くの新たな議題について連携できるよう希望しています。
蔡・総統は、「バイデン政権は先週、政権発足後、台湾に対する初めての武器供与を発表した。これは台湾の防衛能力の増強に大いに役立つと信じている。アメリカに感謝すると共に、双方は今後も、インド太平洋地域の平和と安定の維持について連携できるよう望んでいる。台湾とアメリカは、近年、海岸巡視、科学技術、教育などの分野において連携を強化している。双方は今後も、気候変動への対応など、より多くの新たな議題についても連携できるよう期待している」と述べました。