台湾全域を対象に実施されている、新型コロナウイルスの防疫警戒レベル3は、27日から8月9日まで、第2級に引き下げられました。台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」は、警戒レベル第2級における六大防疫原則を発表しました。
一、食事中以外、外出する際に全行程でマスクを着用すること。
二、実聯制を実施し、ソーシャルディスタンスを確保すること。
三、商業と公共施設では人流抑制を実施すること。他人との距離は室内は1.5メートル以上、屋外は2メートル以上である。
四、集会やイベントの人数は、室内で最多50人、屋外で最多100人まで。
五、飲食店での店内飲食を解禁する。詳細は衛生福利部のガイドラインに従う。
六、結婚披露宴の参加、葬儀の参列を解禁すること。ただし、室内50人まで、屋外100人までの原則を守る必要がある。挙式後の食事会では、あいさつ回りが禁止、などです。
指揮センターは風俗店、カラオケ、ゲームセンター、ボードゲームカフェなどには、引き続き休業を要請しています。コミュニティ・カレッジ、生涯学習センター、自習室、プールなどの施設も、引き続き閉鎖されています。
指揮センターの陳時中・指揮官によりますと、指揮センターは警戒レベル第2級の実施期間中に、この6つの原則を随時検討・調整します。各地方自治体は、各地の感染状況を見て調整することができます。
陳時中・指揮官は、「原則があれば例外もある。ガイドラインの実施が困難な場合、各地方自治体は各地の感染状況によって調整することができる。もし実際の状況とガイドラインと食い違うところがあれば、またはガイドラインが不完全だと感じるところがあれば、政府と相談することも可能だ」と説明しました。
防疫警戒レベル第2級では、店内飲食が可能になり、コンビニやスーパーのイートインスペースも再開となりましたが、コンビニのおでん、ホットドッグ、煮卵などは引き続き販売中止となっています。
また、指揮センターは50人以下の国内ツアーを解禁しましたが、バス内の座席は、一定の間隔を開ける必要があります。
宗教イベントについて、参拝、中元祭りなどが解禁、巡礼は禁止のまま。
そのほか、漁港での釣り、遊漁船の出船を開放。山小屋、キャンプ場の開放は、主管機関の判断に任せます。
全行程でマスクを着用することを守れないマリーンスポーツは禁止のまま。ただし、サーフィング、水上バイクなど密にならないスポーツへの制限は緩和されました。
バスケットコート、ボーリング場、ビリヤード場などのスポーツ施設、美術館、博物館、科学博物館、図書館、展示会場などの鑑賞施設も営業再開となっています。
親たちが最も気になる、幼稚園、託児所、塾なども開放しています。ただし、窓のない、換気のできない場所は対象外となります。
防疫警戒レベルが再び第3級に引き上げられる可能性について、陳時中・指揮官は、「今後の感染状況の変化は予測しにくいから、とにかく感染拡大を精一杯防ぐのみだ」と話しました。
(編集:曾輿婷/王淑卿)