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8月はワスレグサの季節、農家はクラスターを懸念

  • 14 July, 2021
  • 中野理繪
8月はワスレグサの季節、農家はクラスターを懸念
毎年8月になると台湾東部・花蓮県の玉里鎮や富里郷では、美しいワスレグサが満開となる。市民は7月末で警戒レベルが引き下げられ、花を観に行くことができるようになるか期待をしている。一方で花農家は花の鑑賞がクラスターを起こすことを恐れている。(写真:RTI)

毎年8月になると、台湾東部・花蓮県の玉里鎮や富里郷では、美しいワスレグサが満開となる。しかし、新型コロナの防疫警戒レベル3級が引き続き延長されており、ワスレグサの販売に影響が出ることを懸念している。そこで花蓮県の農業処と日本の農協にあたる農会が協力して、ワスレグサのギフトボックスをネットで販売してワスレグサ農家の支援を行う。ただ農家の人たちは、8月に完全に警戒が解けた場合、ワクチン接種もまだ普及していない中、花を見るために山を訪れた観光客がウイルスをもたらしてしまうのではないかと危惧している。

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毎年8月になると、台湾東部・花蓮県の玉里鎮や富里郷では、大きなワスレグサの花畑が多くの人を引き付けています。

8月はもうすぐ。警戒レベルが解かれて花の鑑賞ができるのでしょうか。旅行客は期待しています。

観光客

「えぇ(期待している)、きれいな花畑みたいから」

「もちろん期待しているよ。やっぱりここはこんなにきれいだし」

ステイホームが長くなり、市民は警戒が解かれて花の鑑賞ができることを期待しています。

しかし、花農家の人たちは心配しています。

ワスレグサ農家の方

「鑑賞客がたくさんやってくると、クラスターが発生するのではないか」

「ワクチンは年配の人にしか打っていない。若い人たちはまだだ。でも今出かけて花を見に来る人の多くは若者だ」

新型コロナの感染状況はまだ収束していません。台湾のワクチン普及率もまだ低いことから、花の鑑賞がクラスターを起こすことを恐れています。

花蓮玉溪農會の蔡宗翰・総幹事は、「管制所を設け、出入りする人数を確認して、滞在総人数をコントロールする。重要な販売活動は全てオンラインに移行して、ネットを通じてみんなに抽選などをしてもらう」としています。

日本の農協にあたる農会は、厳しく観光客数を管理し、新型コロナの感染拡大が再び起こるのを防ぐ考えです。また、ネット販売を通して、新型コロナによるワスレグサの販売への影響を軽減し、農家の人たちがワスレグサのギフトボックスを販売する手助けをして、この難関を乗り越えようとしています。

(編集:中野理絵/王淑卿)

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