外交部によりますと、中華民国(台湾)のハイチ駐在大使館に8日、大統領を殺害した犯人の一部とみられる武装グループが侵入しました。その後、同国の警察によって、犯人グループ11人は逮捕されました。大使館はドアなどが壊されたほかは被害がなく、人的な被害もありませんでした。
カリブ海に位置するハイチは、台湾と国交を持つ15カ国のうちの一つです。ハイチでは、モイーズ大統領が現地時間7日未明、自宅で襲撃を受け暗殺されました。これを受けて、同国では戒厳令が出されています。
台湾のハイチ駐在大使館は、大統領殺害現場となった場所の近くに位置しています。事件を受けて、安全のため大使館を閉鎖し、職員は在宅勤務となっていました。武装グループが侵入したことを発見したのは、大使館の警備員でした。
外交部では、現地の大使館に対して、安全措置を強化すると共に、今後の発展に注意するよう指示しています。現在、大使館の対外的な業務は停止しています。
台湾は、ハイチのモイーズ大統領が殺害されたことについて、ジョセフ首相代行がハイチの困難を克服し、民主的なプロセスを回復すことを支持すると表明すると共に、今回の暴力行為を非難する声明を発表しています。