新型コロナの防疫警戒レベル3級が延長となり、山にある休園中の観光農場はマーケティング・モードを変えなければならない。台湾中部・台中では毎年この時期になると桃のシーズンが到来。これまでは入園者限定で購入することができたが、今は観光客が来ることができない。桃を腐らせるわけにはいかないと、農場初の試みとしてオンライン上でのグループ購入に切り替えた。コロナ禍に新たな販路をみつけだした。
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新型コロナの防疫警戒レベル3級が延長となり、山にある休園中の観光農場はマーケティング・モードを変えなくてはならなくなりました。
台湾北部・新竹の尖石の農家では、半年間大切に育ててきたピンクの桃が収穫の時期を迎えています。しかし、新型コロナによる防疫警戒レベル3級が延長され、これまで現地に来て購入してくれていた観光客が来ることができなくなっていることから農家の人たちは心配しています。
農家の人
「売る方法がない。観光客が遊びに来られないから」
「今、みんな心配している。観光客が来られないから私たちの桃が売り出せない」
今年、尖石郷の桃は520トン収穫できる見込みですが、防疫警戒レベル3級が解かれないことから人が来ることができません。桃をそのまま腐らせてはならないと、地元の役場は、市民がオンラインプラットフォームを通じて桃を購入できるよう開放しました。
尖石だけではありません。台中の武陵農場も同様に苦しんでいます。
入園者にだけ購入を開放していた桃ですが、防疫警戒レベル3級が延長となり、農場の休園も延長となったことで、武陵農場では開園以来初めて、桃をオンラインで共同購入販売することに切り替えました。
武陵農場の副責任者、胡發韜さん
「6/20までですでに1,500箱の桃の注文が来ている」
以前は観光客が買いつくしていた桃が、現在は農場が自身で販路を探す必要があります。農家も農園も突破口を探さなくてはなりません。
これまでの“入園した観光客だけが購入できる”という規定を打ち破ることで、旬の桃を売り出すことができます。
(編集:中野理絵/王淑卿)