台湾の新型コロナウイルスの感染者が29日、新たに域内感染者が54人、死者が8人増え、累計感染者数が1万4748人、死者が643人になった。新規域内感染者のうち、台湾南部・屏東県で発生した、インド型変異株によるクラスターが新たに2人増え、累計14人になった。14人のうち9人がインド型変異株に感染したことが確認された。
台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」の陳時中・指揮官によると、この頃、台湾の新規域内感染者数はやや少なくなったが、これはPCR検査を受ける人が少なくなったに関係する可能性がある。しかし、感染者数は確実に減少している。29日現在、感染者の75.1%が隔離解除となった。
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台湾の新型コロナウイルスの感染者が29日、新たに域内感染者が54人、死者が8人増え、累計感染者数が1万4748人、死者が643人になりました。
台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」の陳時中・指揮官によりますと、この頃、台湾の新規域内感染者数は着実に減少し、感染者の出る地方自治体も少なくなっていますが、外出する人が増えました。陳時中・指揮官は、外出を自粛するように呼びかけました。
陳時中・指揮官は、「ここ数日、外出する人が増えている。みんなはちゃんとマスクを付けているとはいえ、人流が増えるとコロナに感染するリスクも高くなる。必要ではない限り、なるべく外出しないように心がけよう。出かける人は、早めに用事を済ませること。関連の集会を減少するよう協力してほしい」と話しました。
今月25日にペルーから帰国した、台湾南部・屏東県のあるおばあさんと孫から、台湾初のインド型変異株が検出されました。2人は在宅隔離中に、隣人にコロナウイルスをうつったことにより、クラスターが発生しました。29日の新規域内感染者のうち、屏東県のクラスターによる感染者が新たに2人増え、累計14人になりました。14人のうち、9人はインド型変異株に感染したことが確認された。
陳時中・指揮官によりますと、そのおばあさんと孫の接触者176人はすでに在宅隔離を受けています。176人がウイルス検査を受けた結果、171人が陰性、残り5人が結果待ちです。屏東県役所は、県内でPCR検査ステーションを設置しており、ここ数日でおよそ1500人が検査を受けました。いずれも陰性だったということです。
また、26日にコロナ感染が確認された、屏東県のある農民は、クラスターの感染者1人と同日に屏東県の枋寮病院を訪れたため、同病院は28日から30日まで、患者の受け入れを停止しています。院内では清掃と消毒作業を実施、医療従事者、患者、患者の付き添い合計274人が在宅隔離の対象者となっています。
そのほか、感染が確認された同農民には、北部・台北市在住の親戚2人がいて、20日に屏東県へ里帰りしました。ウイルス検査の結果、2人とも陰性でした。陳時中・指揮官によりますと、この2人はすでに在宅隔離を受けています。たとえ後にコロナ感染が確認されても、他の人とは接触していないため、台湾北部で感染が拡大する可能性はないということです。
陳時中・指揮官は、「この2人で台湾北部の感染状況が深刻化になる可能性は、絶対ないと断言できる。現時点で2人とも陰性なので、感染力はないからだ。2人は今後コロナになるかどうかはまだわからないが、時系列を考えると、可能性は比較的低い」と説明しました。
マスコミの報道では、台湾の初のインド型変異株の感染者である、ペルー帰りのおばあさんは、マスクを着用し、ゴミ捨てしているところ隣人にうつったと推測したことについて、陳時中・指揮官は、「現在、同居家族間の二次感染率ですら、100%未満なところから、ただ通り過ぎるだけでコロナに感染する可能性はかなり低い」と指摘しました。ただし、一回は問題なくても、百回以上通り過ぎたら、感染する可能性がありますので、注意しなければいけないということです。
(編集:曾輿婷/王淑卿)